大分2ヶ所での演奏を終えて
5月は僕が育った大分の2ヶ所で演奏させていただきました。
ひとつは別府で毎年行われているアルゲリッチ音楽祭の若手演奏家コンサート。もうひとつは大分県芸術文化スポーツ振興財団が企画されてい
る「おでかけコンサート」の一環で今回は日出町立図書館にお邪魔しました。
アルゲリッチさんは言うまでもなく世界最高のピアニストの一人ですが、僕も大好きな音楽家で留学中にコンサートを聴きにいき、お話しする機会
にも恵まれました(過去の記事に書いていますのでぜひ)。
若手という年齢ではなくなってきましたが、多くの方々に聴いていただけるチャンスと思いオーデションを受けたところ、無事に合格しました。
演奏時間は15分という短かったのですが、クラシックギターとバロックギターの2本を演奏し非常に良い反応をいただけました。
特にお客さんはバロックギターに興味津々で紹介できて良かったなぁと思いました。
おでかけコンサートは今回が3回目で過去2回は小学校での演奏でした。
日出町立図書館は広々としていて図書館ならではの落ち着いた空間でした。
3本のギターを使ってギターの名曲から知られていない曲まで演奏をしましたが、とても集中して聴き入ってくださいました。
特に19世紀ギターとバロックギターは聴いたことがない方が殆どでしたので、終わった後も興味津々で「楽器の写真を撮りたい!」と多くの
方が残ってくださり、たくさんお話ができて楽しい時間でした。
このような企画をしてくださることによって、新しい場所で初めてお会いする方々へ音楽を届けることができるので、非常に有難いことだと思い
ますし、感謝です。
演奏後、「留学前(10数年前)に演奏を聴いたことがある」と話しかけてくださった方に素敵なカフェ(Kamenosu)に連れて行っていただきま
した。
別府湾が一望出来る最高の見晴らしで、周りは木々に覆われていて心が洗われました。
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