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2012年8月

2012年8月10日 (金)

シエナ日記1

1週間前に日本に帰ってきました!この湿気の多さ、懐かしいです(笑)
お刺身、蕎麦、納豆等々、日本食を堪能し、そして湯布院の温泉にも浸かりすっかり身体の疲れをとることが出来ました

だけど、7月の水害の痕が生々しく残っており、殆ど雨が降らなかったシエナでの楽しい日々を書くのは少し気が重いです。けど頑張って書きます


シエナまでバーゼルから電車でおよそ6時間、講習会が始まる前日に着きました。
シエナのデコボコの石畳の道をギターと30キロのスーツケースを持って歩くのはかなり堪えましたね(苦笑)明日はオーディションがあるというのに腕が筋肉痛になってしまい、明日大丈夫かなぁと心配になりながらホテルのベットで果てました。

オーディション当日、会場にはすでにかなりの人数が集まっています。
このオーディションに受かれば1ヶ月オスカー先生のレッスンを受けることが出来、またシエナで行われるコンサートをただで聴けます!受からなかったらレッスンを聴講するかもしくは家に帰るかのどちらかになるので、みんなとってもピリピリしてます。僕も2回目とはいえこの日はやっぱり緊張します。
今年は40人も来てたので1日掛かりでした。みんなヘトヘト、、、でも審査している方が大変だったと思います。奥様でギタリストのエレナさんも一緒に聴いていました。さすがに1人で全員分の演奏を記憶するのは難しいですもんね。
そして長い1日が終わりました。

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                1ヶ月間ここのキジアーナ音楽院で勉強します


次の日の朝結果発表、張り出された紙に自分の名前が有るか見に行きます。日本の大学の合格発表みたいですね(見に行ったこと無いけど笑)
自分の名前があった!ほっと一安心。
大体みんな同じ時に見るのでその時だけはなんとも言えない空気になりますが、人のことを気にしてもしょうがないので、受かったことに感謝してレッスンに向けて気持ちを切り替えるしかありません。


前にも書きましたが、オスカー先生は僕が初めてクラッシックギターのコンサートを聴いた人で、その時のことは今でも深く頭に焼き付いています。なのでオスカー先生にレッスンを受ける時というのはいつも特別な思いが込み上げてきます。もちろんレッスンは素晴らしく、彼の一言一言が自分のしている表現(音楽)の多彩さや幅を豊かにさせてくれるのです。
2年前には全く出来なかった英語も少しましになったようで、オスカー先生のお話も理解出来るようになり、吸収出来ることも多くなりました(笑)


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いつまでも居てたい美しいレッスン室、この部屋に入るだけでもシエナに来た甲斐があります


夜はみんなカンポの広場に集まりビールやワイン、ジェラートを食べながらお喋りします。
時々、オスカー先生とエレナさんも来るので、みんなで先生たちを囲んで話に聞き入ります(゚ー゚)


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みんな真剣に聞き入ってます。この時間も僕(達)にとって一生の宝物です。大好きなひと時、、。

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