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今週まで学校はあるのですが、僕は明日からシエナに行くので今日が最後の授業となりました。友達に別れを告げ、家の掃除をして荷造りに取りかかっています!
こちらで感じる1年はもっと長く感じると思ってましたが、あっという間でしたね〜(o^-^o)
2年前にも行きましたが、今年もシエナのキジアーナ音楽院で行われる夏期講習会に参加してきます!
1ヶ月間、オスカー・ギリア先生の下でみっちり勉強です。2年ぶりに会える仲間もいるのでそれも楽しみ!
皆様も素敵な夏をお過ごし下さい
5月から6月にかけてバーゼル音楽院ではマスターリサイタル(卒業演奏会)が行われていました。
ギター・ヴァイオリン・チェロ・フルート・作曲・ピアノ等々、この2ヶ月でかれこれ10以上のコンサートに足を運んだでしょうか、、。
みんな本当にレベルが高く、素晴らしい演奏で、僕も毎回のように刺激を受けて練習の励みにしています。
ただ、あるヴァイオリンのコンサートでは名演と言える程の演奏で、とてもショックを受けてしまい数日立ち直ることが出来ませんでした(苦笑)
こんな演奏に出会えて幸せだという感情と同時に、同じく演奏家を志す身として自分があの舞台で演奏している姿を想像したとき、「自分もあんな風に聴かせることが出来るのだろうか」としばらく考えてしまいました。
でも結局は自分に無いものを欲しがるより、自分のいいところを伸ばしていくことが大切だという結論に行き着きます。いつも心が乱れてしまうのですが、、
楽器にしても時々、他楽器が羨ましく思うことがあるけれども、よくギター以外の楽器を演奏する人から「ギターが羨ましい」という声を聞きます。やっぱりお互い羨ましいなという感情を持っているんですね(^-^)
完璧なものは無いと思うし(少なくとも音楽では)、完璧に近づけば近づく程つまらないものになってしまうんじゃないかと思います。それでも完璧(高み)を目指してひたすら進んで行くんですけどね!
音楽のことを考えるといつも矛盾します(笑)でもそれが音楽に惹かれる理由の一つなのかな
マスターリサイタルとは関係無いのですが、バーゼル音楽院でオーディションに受かった学生がソリストとしてバーゼル交響楽団(または室内管弦楽団)と共演するという演奏会がありました。
1つのコンサートに大体5人のソリストが出演してそれぞれ協奏曲を演奏するというものですが、そのコンサートでパブロ先生の生徒で、教育学を専攻しているファビアンがヴィラ・ロボスのギターコンチェルトを演奏しました。
他のどのソリストよりも素晴らしい演奏で、拍手も割れんばかり!
この頃落ち込んでいた僕にとって、彼の演奏にはとっても勇気づけられました。
そしてこの日はなんとファビアンの誕生日!演奏会後はみんなで彼の家に行き、お食事と音楽で楽しみました。
アルゼンチンの民族音楽を演奏してます!ファビアンはアルゼンチン出身。
バプロ先生もちょうご機嫌(笑)
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