初仕事!
またまた長いこと更新してなくてすみません
書きたいことが溜まっていくのですがなかなか書けず(書かず?)にいました。
2週間程前のことですが、こちらへ来てから初めて体調を崩していました。今花粉症が流行っていて、僕も風邪と花粉症が合わさったような症状でした。今はすっかり元気です!
先日バーゼルの映画館(Stadtkino)で歌の方と演奏してきました。
3日間にわたって新作の映画を上映する企画があり、そのオープニングとして上映される映画がUnter Schnee(雪に埋もれて)という日本の東北地方を舞台にした作品で(映画監督はドイツ人だそうです)、この映画の上映の前に日本の曲を演奏してほしいということだったので、今回演奏することになったのです。
You Tubeにこの映画のPVがアップされてたので載せますね。
Unter Schnee
歌の方はスコラカントルムで勉強されている佐藤裕希恵さんで、去年語学学校に通っていた時に知り合いになり、それで今回声をかけて頂きました。
まず曲探しから始めないといけません。映画の前に20分間の演奏と、映画が終わった後に違うプログラムで20分の計40分。
1部はさくら・夏は来ぬ・ちいさい秋みつけた・雪・ふるさと・赤とんぼ・荒城の月(唱歌を中心としたプロブラム)
2部は、川の流れのように・ゴンドラの唄・上を向いて歩こう・島唄・チェリー(昭和から現代にかけてのポピュラーソング)
まさかバーゼルで美空ひばりやスピッツの曲を弾くことになるとは思いませんでした(笑)
これらの曲はギターに編曲されている楽譜が殆どなかったので、自分で編曲しなければならず、それが一番大変な作業でした。ピアノでは容易に弾ける曲が、ギターで弾くととても難易度の高い曲になってしまうので、大事ではない音を減らしたり、ギターが良く響くように音の高さを変えたり(オクターブ)してなんとか遣り繰りしました。
裕希恵さんはギターと歌うのは初めてだったそうで、ギターの都合も関係無くどんどん音楽的な要求してくるのでとっても鍛われました(*^-^)
素晴らしい歌手で舞台経験も豊富方なのですごく勉強になりました。
一番の驚きは歌舞伎風にメイクさせられたことでした!映画のPV見て頂けたらわかると思うのですが、主人公が歌舞伎の格好した男女なのです。それに見立てて僕たちも変装することに
これも夢にも思わなかった出来事です
舞台は外だったので、楽屋から舞台まで少し町中を歩かないといけなくて、人々の視線がすごかったです(笑)
デザイナーは照美さんという方で長年バーゼルでお仕事されているそうです。とても元気で素敵な方でした。
大変ながらも貴重な経験をさせていただきました!映画館のスタッフの方々もとてもよくしてくださり本当に感謝です。
残念なことに僕のカメラのカードの容量がいっぱいになってしまって、この一枚しか撮れませんでした。でもカメラマンの方が沢山撮ってくださったので、その写真が送られてきたらまたアップしますね。
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