実は年末にギターを壊してしまいました
事件は学校のレッスン室で起きました。練習を終え「さあ帰ろう」と思いギターケースを持ち上げた瞬間、ケースからギターが飛び出て床に落ちてしまったのです。そう、馬鹿なことにケースを閉め忘れていたんです
落ちた時、「バキッ」っという不吉な音がしました。直ぐにギターをチェックしましたが、裏・横・表面版は問題なかったのであの音は気のせいだったのかと思った矢先、、、

ネックの最上部に大きな亀裂が入っていました
あの時は自分の心臓にも亀裂が入った感じでしたね(苦笑)
家に帰り直ぐさまパブロ先生に連絡。さらに日本でお世話になったフォレストヒルギターアカデミーの社長さんにメールと一緒に写真を添付して送ったところ、おそらく音には影響なく修理出来るだろうとのことでした。
ほっと一息つけました。
パブロ先生からも返事が返ってきて、「ストラスブール(フランス)に友人のギター制作家がいるから連絡してみたらどうか。Jean-Noel(ジャン・ノエル)という名前で電話番号はこれね(・・・)」ということで電話してみることに。しかし全然繋がらない、、。スイスからではダメなのだろうか?
これ以上先生に頼るわけにもいかないし、こうなったら直接訪ねてみようと決心しました!
閉まってたらストラスブールの街を観光でもしよう(笑)
Google Mapで工房の位置をしっかり確認して出発しました。
電車の中から綺麗なにじが出現(しかも2カ所で!)今日はいいことあるぞと思いながら眺めてました
ストラスブールに着きました。とても素敵な街です!でも街の紹介は後ほど。
まずジャン・ノエルさんの工房を目指しました。手帳に書いた住所とパソコンで見た地図の記憶だけを頼りに探しましたが、なんとか見つけることが出来ました。しかも開いてる!
ノックするとドアを開けて中に入れてくれました。まだ若いのですがとても素敵な方で、ギターを見せて事情を話すと快く修理を引き受けてくれました!「心配しないで。ちゃんと直るからね」と言って下さいました。年間に作るギターは約10本程度で、すべて手作業で作られているそうです。

工房の入り口
今度の水曜日に受け取りに行く予定です。
さて、無事に預けることが出来たので心軽く街を散歩することができました。



大聖堂は本当に素晴らしかった


お土産屋さんとレストラン!
歴史ある建物はもちろん、飾り付けのセンスが良い
ちょっくらお散歩して帰ったのでした。またゆっくり観光したいなぁ(*^-^)
ギターのことに戻りますが、今回のことは自分に「気をつけなさい、もっと大切にしなさい」と忠告をくれました。またジャン・ノエルさんとの、ストラスブールとの出会いもくれました。
物事には必ず意味があるんだなぁと思います。
まぁとにかく今後はケースの閉め忘れの無いよう気をつけます
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