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いや〜ほんと寒いですねー。
バーゼルも雪が降りました
だけど僕の部屋はまだ暖房が着きません
何週間か前に試しに着けようとしたのですが着かなかったので、まだみんな使えるようになってないのかなと思ってました。最近まではそこまで寒く無かったので大丈夫だったんですけど、さすがに着けないと練習にも差し支えるので隣の部屋の子に聞いてみました。以下やり取り。
「暖房って何時着くの?」
「自分の部屋のヒーターはもう動いているよ」
「ええっ!俺の部屋のヒーター着かないんだけど、、使い方間違ってるのかな?」
「ちょっと見せてみて。、、、これはおかしいね。壊れてるよ。大家さんに連絡した方がいいよ」
ってなことでさっそく大家さんに連絡して明日見に来てくれるとのこと。
ヨーッロッパでは暖房が着かないとか、お湯が出ないとかよく聞く話ですよね
でも早く直るといいなぁ
僕の部屋のヒーター君です(^-^;
一昨日現代最高のピアニストの1人、マルタ・アルゲリッチのコンサートを聴きに行きました
アルゲリッチの演奏を聴くのは今回が2回目。初めて聴いたのは大分の別府で毎年開かれているアルゲリッチ音楽祭で、ハイドンのピアノコチェルトとヴァイオリニストのギドン・クレーメルとのデュオで(シューマンのヴァイオリンソナタ)名演を聴かせてくれました。
場所はバーゼル音楽院から歩いて3分の所にあるバーゼル市の音楽ホールです。
実はここのホールで聴くのは2回目で、前から紹介したいと思ってたのですがずるずると時間が経ってしまいました。
およそ1000人程が入れるホールで他の都市の主要ホールに比べると小さいのですが、百数十年の歴史を誇るホールで、音響の良さはヨーッロッパでも5指に入るとのこと
赤い大理石の柱とパイプオルガンが美しいです!
演奏会は本当に素晴らしかった!オケはすべて弦楽器だけの編成でプログラムはメンデルスゾーンのシンフォニーNo.10、ショスタコーヴィッチのピアノ&トランペットコンチェルト、最後にドヴォルザークのセレナーデ。アルゲリッチの洗礼されたテクニック、そして静かな情熱、、、引き込まれます。
演奏したのはショスタコーヴィッチのコンチェルトだけだったのでもっと聴きたかった(;д;)
他の聴衆も同じ気持ちだったようで、割れんばかりのアンコールでした。この日一番のフォルティッシィモだったかも(笑)
指揮者の方もほんとに美しい音楽を奏でてくれました(Gabor Takacs-Nagyハンガリー人)
この演奏会に誘ってくれたのはピアノ科の友達のアマドールで彼もハンガリー人。
アマドールは知り合いを通じて指揮者に連絡を取ってたみたいで、終演後「楽屋に行ってみないかい」と言いました。そして一緒に舞台裏に行ってみるとアルゲリッチがおしゃべりをしながらサインをしていました。急に心拍数が上がりました(笑)幸運にも少しお話することが出来、自分は大分出身ですということを話したら「あら、そうなの!私は毎年行ってるからね。Beppu!」答えてくれました!
恐る恐る写真をお願いしたら快く承諾して下さいました。パシャリ
嬉し〜右がアマドール(一緒に演奏したりします)
アルゲリッチは発しているオーラが凄かったです。やはり世界トップの人達は存在感が違うなぁと思いました。でもそれでいてすごく自然体なんです。だれと話すときも力むこと無く素のままで接している感じでした。こんなに自然な人は初めて見ました。終始緊張していましたが幸せな時間でした(o^-^o)
週末にLivia(リヴィア)というヴァイオリン科の友達のお家でホームパーティーが開かれました
パーティーの数日前に彼女は誕生日を迎えたのでみんなプレゼントや差し入れを持って行きました(誕生日パーティーとも言えますね)
初めて来る人達が道に迷わないようにトラムの駅から家までの柱に風船をくくりつけてくれてました(なんと素敵な心遣いでしょう)
右上の子がリヴィア(おもしろい子です!)
部屋の照明を消してほとんどロウソクの明かりだけだったのでとてもいい雰囲気でした。
時間が経つにつれてみんなどんどん集まってきました!
こういう場所は言葉の勉強になるので出来るだけ話そうとチャレンジしてみました(^-^;)
良い環境で音楽を学べることも大切なことですが、それ以上に異国の地で素晴らしい友達に出会えて幸せだなぁと感じた1日でした。
先日2つ目の合唱の本番がありました。
今年はフランツ・リスト生誕200周年ということでバーゼル音楽院ではリストに関する沢山の演奏会や講義が行われています!今回の演奏会はパウル教会で行われました。
この写真では解りづらいですが細かい彫刻が施されていて素晴らしかったです。
中にはクリスマスツリーが
オール「リスト」プログラムで僕はその中の1曲に参加したので、後の演奏を聴くことが出来ました。
パイプオルガンのソロは鳥肌が立ちました!パイプオルガンはとっても好きな楽器の1つで、ヨーッロッパにいると身近に聴けるので有り難いです。
同じ写真ですが、夜の本番の時にとったのでまた雰囲気が変わります。
ちなみに僕たちが歌った曲は「Ossa arida」という3声部から成る曲で(オルガン伴奏)、ドイツ語、フランス語、ギリシャ語とそれぞれ言葉が違うのです。本番の時にとった写真は2階から撮ったのですが、ドイツ語パートの我々はこの場所(写真を撮った所)で歌い、フランス語パートは左、ギリシャ語パートは右、そして指揮者はパイプオルガンの前から指揮をしましたお客さんは1階で聴いていて四方から音が飛んで来るのでどんな聞こえ方をしたんだろう?お客さんとして聴いてみたかったなぁ(笑)
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